創作意欲

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東京都現代美術館へ。
地下鉄の駅から遠いのが、
私にとっては、ちょっぴり足の向きにくい美術館だったりする。
でも、やっぱり気になるものは、観に行かねば!ということで、
駅からはバス利用。久々にバスに乗った。
次降ります、のチャイム。
子供の頃、どうしてもこれを押したくて仕方なかったのは、なぜなんだろう。

目的は、写真展だったんだけど、
色彩に魅かれて、セット券となっていた、
ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力』展
から順に回ることに。

「生きることはアートそのものだ」
ですよ!
アートって特別なものではなくて、
日常から湧き上がってくるもの、そんな感じがして、
その色彩とか発想とか、、、ブラジルに行ってみたい!って思わされた。
サイトを見るだけでもとってもエキサイティングなので、
実際に足を運べない方は是非サイトチェックを!(注:音が出ます。)
http://www.neo-tro.com/#

そして、またまたサブメニューであるはずが、
私が最も感動したのは、この展示!!

カラーハンティング ブラジル
― 藤原 大 + イッセイ ミヤケ クリエイティブルーム & カンパナブラザーズ

自然界の持つ色を調査し、
その色に基づいた生地で作られた衣服は、
とっても優しく、でも底力のあるような、不思議な空気が漂っていて、
こんな服を身にまとったら、大地にしっかり立っていられそうだって思った。
そして!!
<ジョイント企画Jungle Phone>これが、すごいのです!!
文字で説明するのは、なんとも難しい。。
葉っぱから音が聞こえて来るの~。感動した!
葉脈を流れる水の音が聞けるのかと思ったら、そうではなくて、
どうやら導管に音が共鳴してスピーカーの役割をしている!?らしい。
この効果を発見し、植物そのものから音が発生する音響発生装置、
『生け花スピーカー』を発明された、古賀敬司氏、ご本人が会場にいらっしゃって、
直接お話を聞かせていただき、
さらに、ポケットから取り出された小さなオルゴールの素敵なメロディーを、
葉っぱを通して聴かせて下さった。
・・・すごいよ、これ。
結構大きな葉っぱで、それをくぐるように(頭上でアーチ状になってる感じ)立つと、
葉っぱの表面全体から音が降り注いでくる。
ピンポイントの音源ではなくて、表面積のひろーーいスピーカーって言えば良いんだろうか、
ほんっとに、舞い降りてくる音に包まれてるそんな感じ。

子供の頃に、
「・・・動物や、草木の話がわかるようになった・・・」というフィクションの物語を聞いたときから、
植物の音を聴けないものだろうかと長年ずーっと探求されたんだそうだ。
そんな話をしてくれた古賀氏の目はキラキラしていて、
来る人来る人に丁寧に説明されているその姿が、とっても素敵だなって思った。
私もかつて、植物の研究をしていたけれど、
こんな夢物語みたいな素敵な研究をされてる方もいるんだなーって、
ただただ感動して、「すごいです!」としかいえなかった。

そして、最後になってしまいましたが、
森山 大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展
               ―共鳴する静かな眼差し

http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/120/
これはまた、ものすごい迫力のある写真展で。
私はどうしても、中南米って聞くと強いカラーで押さえたくなる気がするのだけど、
森山氏の、モノクロならではの、人間くささというか、
その場の雑踏感とか、写真の発するエネルギーがすごいなと思って。
そして、ミゲル氏の撮った日本は、
色彩もさることながら、切り口も展示の仕方も独特で、
映像など他の表現もされるところも垣間見える、多角的な捉え方だなと思った。

たくさんの展示にものすごく刺激を受けて、
テンションが一気に上がりました。
久々、創作意欲が良い感じに沸いてきました。
手をつけれなかったことを、ちょっとやってみようかなっていう気になった!
ので、やります!

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