「ほっ」と。キャンペーン




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手に取ることはできない、
光とか音とか香りとかが
好きだ。

光と音は、反射や反響をするけど、
香りは拡散していって戻ってくることはない。
方向性を持たない。

音は波で、
香りは粒子。
光は波と粒子、双方の性質を持つということだから、
またおもしろい。

瞬間の状態をとどめておくことができないところはどれも同じ。

今日は、
光を見すぎて、
やられた。。
頭痛。

香りも強すぎると気持ち悪くなるし、
音も、大きすぎたり高音すぎたりすると、
不具合を生じる。

つかみどころが無さそうに思える3つを、
そうやって考えていると、
なんか掴めそうに思えてきた。
                                      A.K.I

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by artandact | 2010-08-22 23:43 | 感覚



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しばらくずっと、藤の写真をアップしました。
これを撮った時、一面に藤の花で、
藤の花に埋もれそうな感じだったので、
そんな感じにしたくて、
いっぱい藤の花を並べました。

さらに、甘くやわらかな花の香りもお届けできれば、
どんなに素敵だろう!って思うのだけど、
これは、まだまだ達成されない課題でしょう。

香り通信というような研究もなされていたり。
パソコンから映像に合わせて
香りが流れるというようなもの。
ものすごく限定的になら可能かもしれないけど、
揮発性の数えきれないほどの分子を
コントロールすることが可能になるのか?

揮発するからこそ
香りとして認識できるのだけど、
揮発するということは、
変化していってしまうということ。

永遠ではなく、
絶えず変化して消えていってしまう。
とどめておくことができずはかないものだということが、
美しく感じられる大きな要素であったりもする。

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by artandact | 2010-06-10 00:28 | 感覚
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  だいぶんとタイムラグができてしまいましたが、ゴールデンウィークに撮った藤の花の写真をアップしていこうかと。 毎年、気付いたら藤の花の時期が終わってしまっていて、今年こそは撮ろうと思っていた花。 ちょうどゴールデンウィークくらいがピークだったんだってことも今年ようやく把握。 毎年この時期にはいろいろな予定が入ってしまって、だから撮り逃し続けてたのかーと、納得。

 久々に藤の花に囲まれると、優しい軽やかな甘い香りがして、そうだー、こんな香りだった!ってことを思い出した。 藤の花がこんなにいい香りだったってことすら、すっかり忘れてた。 この香り、知ってる。 香りに結びついていろんな記憶が手繰り寄せられてくる。 藤。小学校の校庭や、近所の公園に藤棚があって、公園で走り回った後に心地良く吹いてきた風と、そんな風に揺られる藤の花と漂う香り。 そういえばあの頃は、花の後にできる細長く硬いさやを割って、種を手にするのが楽しみだったような・・・。 碁石くらいの平たく丸いちょっと光沢のある黒っぽい種だったかなぁ?  

 香りと共に、忘れていたことが、とっくに記憶から抜け落ちていたと思っていたことが、突然鮮明に脳裏に浮かび上がってくることに、驚く。

 藤の花は、儚いようで、たなびき方が自由奔放にも見えて、そして淡い藤色のグラデーションは、魅惑的。 花を久々に近くで見て、あー、マメ科の植物だったっていう基本的なことを思い出したり。

 記憶には目次がないから、なかなか自由に引き出してくることができない。 そんな扱いに関する自由度の低さはちょっと不便だけど、思いがけないくらいに鮮明に細かくしまいこまれている。 意識的に結び付けはできないとしても、保管されている膨大な記憶は、自分のさまざまな判断に少なからず影響を及ぼしているんだろう。 なんか不思議。

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by artandact | 2010-05-25 00:22 | 感覚
b0132755_0141130.jpgいろんな香りが気になって。

電車で隣に座った人から、
煙草のにおいが漂ってきたり、
香料がぷんぷん香るお菓子を、
隣の人が食べてたり、
疲れている時なんかは、
そんな、自分が欲しない香りが、
どうにもつらくなって、
席を立ってしまったりなんかする。

昔から変わらないなって思う。
昔のタクシーやバスは、
煙草やいろいろな匂いが
とっても強く漂っていて、
長時間乗るのが私はとっても苦痛で。
いつも好みの香りがする石鹸を持って、
車中でその香りを
ずーっとかいでいた記憶がある。

最近、なんかそんな傾向が強くて、
好まない香りを気にしなくて良いように、
自分の好みの香水を手放せない感じ。
あんまり過敏なのも、
面倒くさいって、自分でも思う。

逆に、そんな香水の香りを好ましくないと感じる人も、
周囲にはいるかもしれない、とも思いつつ。。。

香りって難しい。
人によって感じ方が違うことも、
良い匂いと悪い臭いが、じつは紙一重だったりすることも、
気分や体調によって受け止め方が違ったり、
温度や湿度によっても印象が変わったりするってことも。

花粉対策的にマスクで香りをシャットアウトするのもありかと思いきや、
マスク自体のにおいまで気になってきてしまうから、
これはもう、どうしようもなし。

それでもやっぱり、
だからこそ余計に、
香りって魅力的だなって思う。
ある種の魔力だなって思う。

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by artandact | 2009-04-17 00:12 | 感覚
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面白いシンポジウムでした。
『嗅覚研究とアロマテラピー研究の最前線』(日本アロマ環境協会)
最も興味深かったのは、
生物の進化と嗅覚受容体(香りを感じる細胞)数変化の話。

魚              40
両生類          410
哺乳類(マウスなど)  1037
哺乳類(人間)      388
哺乳類(クジラなど)  人間より少ない

香りって、揮発することによって、感じられるようになるものだから、
水生生物では嗅覚受容体は少なく、
陸に上がることによって増えていき、
視覚の発達による、嗅覚の役割の減少に伴って減少し、
聴覚の発達によって、さらに減っている
のだそうだ。
いやー、うまくできてる。
そして、五感の関係性、役割分担って面白い。
そこからさらに、遺伝子の話に続くのだが、、、
まあこの辺りで。

その道を全うしませんでしたが、
やはりこの類の話が好きだなと再認識しました。
そして、やっぱり、
香り は奥深く興味深いです。

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by artandact | 2009-02-08 23:54 | 感覚

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疲れた~、ようやくうちにたどり着いた~。
と思って、ドアを開けたとたん、
ふわっとカサブランカの濃厚な香りに包まれた。
うわー、素敵な香り!
ふかーく息を吸い込んだら、
疲れがすーっと溶けていくようだった。
しばらく香りを味わったら、
その成分を解明しようと頭が働いてしまうのは、
少々職業病だけど、
やっぱり香りの力ってすごいって思った。
文句なしに癒される。
いつもいつも、部屋に花を飾っていたいなって思う。

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by artandact | 2008-12-18 00:07 | 感覚
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久々に、同期で集まりました。
仕事上は、
部署をまたいで互いの言い分が
衝突したりもしょっちゅうだけど、
それぞれの部署で、
同じ様にみんな頑張ってるんだなー
って思うと、ちょっぴり勇気がでます。

仕事って、何にしろ、何かと大変。
今、リストラとか、内定取り消しとか、
そんな大変なニュースが多いから、
余計に思う。
どういう道を選んだとしても、
どうなっていくのか、
先の見通しを立てるのは難しい。
一生懸命、が
必ずしも実を結ばないのもつらい。
みんな結構はりつめた
精神状態でいるから、
だからこそ、
そんな精神をほっとさせる何かって重要。

昨日のシンポジウムの話に戻ります。
物質的豊かさを追求してきた人々が、
今は、心の豊かさやゆとりを求めるようになっているという事実。
感覚環境とは、
「熱・光・かおり・音といった人間が感覚を通じて感じる環境」
街のにおいとか、その土地固有の音とか、星の光とか、
ともすれば忘れてしまっている、
そんな周囲の空気を感じる感覚を蘇らせるだけでも、
心がちょっっぴり、ほっとするんだと思う。

環境庁が、そんな街づくりを推進してるんだ、ってことを知って、
国がそういう活動をしているんだってことにちょっと嬉しくなった。
かつて、砂漠を緑にするんだ!なんて私は思っていたわけですが、
こんなちっぽけな一人の力で何ができるんだ?って思ってしまって、
そんな道からどんどん外れてきてしまったけど、
今になって、そういう活動をしている団体などが、意外と身近になってきていたりもして、
今なら、何かできるかもしれないって、そんな気がちょっぴり。
造園の勉強をもう一度やってみようかなって思ったり。

なんにせよ、五感を鈍らせたくないなっていうこと、
感覚、感じるということを大切にしたいっていうことだけは、
私のぶれない軸だなと再認識。

-------------
こういうのも、気にしてみると、おもしろいです。
かおり風景100選
音風景100選

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by artandact | 2008-12-11 00:30 | 心境
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とあるパティシエが、、
自作スイーツを語っていて、
甘いパーツとコーヒー味のなんらかを(詳細脳に残らず・・・)組み合わせるのに、
いきなりでは、マッチしないので、

「オレンジの苦味を借りて・・・」

っていう表現をしていて、
(いやー、はしょりすぎて、全体像わかりませんね・・・)

その、‘苦味を借りる’っていう表現が、
なんかとっても これだ! って思ったの。

「オレンジを組み合わせることによって、・・・」
でも違うし、
「オレンジの苦味をつなぎに・・・」
でも、やっぱり違うし、
この‘借りて’っていうことばが、とっても一体感がある感じがして、
スームーズに自分に中に流れ込んできた。

なぜだかわからない。
そのワンセンテンスだけが、
ものすごくひっかかったので、
忘れないように、とりあえず、書きました。

ニュアンス。
どの言葉を選ぶか。
どの言葉を持ってくるか。
なかなか、ぴったりの表現って降ってこないけど、
そういうところにこだわりを持ちたいなと思う。

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by artandact | 2008-12-09 00:38 | 日常
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今日は、昼間っからワインでした。
っといって、飲んで騒いで!ってわけではありません~。

『アロマ生活文化シンポジウム』に出席。

アロマセラピーアドバイザーの資格をとってから、
何年たつんだろ?
それを生かして何かをやってるか、、、っていうとそうでもないんですが、、
まあ、自分自身の生活がアロマによって豊かになってるかなって思ったりはします。
このアロマ環境協会とのご縁も、年に1度か2度、
こういうシンポジウムに参加するくらいなものなんだけど、
香りと、そして、写真と、自分のフィールドで何か結び付けていけないものだろうかと、
何かうまくまとめられたら、持ち込んでみようと、ひそかに企んではいます(笑)。

今日のテーマはワインだったので。
一度に4種類って、アルコールに強くない私には、なかなか無い機会。
単独で味わうのと違い、比較して味わうと分かりやすくってよいです。
今のところ把握した気でいるけれど、
香りや味の記憶ってなかなか思うように定着してくれないので、
できるかぎり言葉に落とし込みつつ・・・
いや~、このふくよかな香味は、人工的には生み出せないものだと実感します。

アロマセラピー=癒し というように言われますが、
癒しとか、ゆとりとか、優しさとか、現代にとっても重要な部分なんだって思います。
今日の話の中にもでてきた、
ウツとか、自殺とか、殺人とか、、、
これは特別なことではなく、誰にでも起こりうる可能性のあるものだ、っていうことに、
私は心底同意します。
めまぐるしく流動する情報に囲まれ急き立てられ、
何にしても安らぎの足りない状況。
人生は人それぞれ多様でよいはずなのに、
脱線感・孤立感などが精神を追い詰めてしまう。
難しい時代です。

植物の、自然のエネルギーを、日本人は昔からうまく取り入れて生活してきた。
精油というものを搾り取るという発想も、日本では起こりえない発想だという話に、
なるほどなって。
お吸い物に浮かべられた柚子とか、
春、筍に添えられている木の芽とか、
何の手も加えない、自然が持つ本当の香り。
そこには、生きたエネルギーが感じられる。
だからこそ、そこに人々の心は安らぐんだなって。

私もまったく、ビルに囲まれて日々過ごしているので、
そろそろちょっぴり、大自然に触れにいかねばなーって思います。

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by artandact | 2008-11-24 21:22 | 感覚
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締め切り間際のお仕事をなんか一杯抱えています。
なんか、重なるんですねー、こういうののタイミング。。。

新聞で見かけて気になった記事。
味香り戦略研究所

まあ、私もこの類の仕事をしていないでもないんですが、
なんていうのか、いろんなものがデータ化されていくってことに、
ちょっぴり違和感を感じていたりもします。

『主観だった味覚についての表現が、客観的な表現になってきた』
というようなことが書かれていたんだけど、
感覚、直感がどんどん失われていってしまうのかなって思う。
裏づけがないと自分の感覚に自信がもてない人が増えたんじゃないかなって思う。

論理的に物事を考えるっていう意味では、
裏づけがあると説得力があるけど、
そこだけに正解を求めるのは、なんかとてもつまんない。

やや種類は異なるけれど、
これも、ちょっと関係する部分かなー。
先日の蜷川さんのお話や、
その他、何かしらの賞を受賞した人の話に良く出てくるのが、
無名な時代は、編集者に売り込みに行っても相手にすらしてくれないのに、
賞を取ったとたん、ころりと態度が変わるという話。

なんか、そんなことにも通じるなって思って。
確かに、写真集なんかは、出版社も売れなければ困るわけで、
知名度なんかは、重要だということもわかるけど、
自分の価値基準じゃなくて、世の中の価値基準がベースラインになるんだなって。

時代感覚っていうのも、もちろん大事だけど、
理屈じゃなくて、
直感の部分、
自分の感覚を鈍らせたくないなって思う。

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by artandact | 2008-11-19 00:48 | 心境