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クリエイティブ

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積み重なっていた本の山が徐々に高度をさげています。

次は 『コルテオ』 を鑑賞予定の、シルク・ド・ソレイユ。

読みきらないまま置かれていた、
『ゼッド』 のバンフレットをじっくり読んでみると、
クリエイター達のコメントがとっても興味深かった。
以下、抜粋。

衣装デザイナー
「その時代を忠実に再現することよりも、
それをどう解釈していくかということに重点をおいています。」

振り付け
「それぞれの最良の部分を引き出すことが私の役目」
「私は、動きというよりも情緒を振付けることを大切にしています。」

作曲
「台本から得たショーの色彩をどう表現するか」

照明
「目標は、ムードと透明さのバランスをとること」

サウンドデザイナー
「私の仕事は情緒のDJといえるかもしれません。」

こんな素敵なアーティストの集合体が、
あのステージなんだなーって、納得する。

ステージ上のパフォーマーだけでなく、
舞台が素敵に輝くよう、イメージづくりを担っている、
そんな役割に、とっても魅力を感じる今日この頃。

先日「裏方」っていう言葉に対して、
ちょっとした議論をしたりもしたのだけど、
ステージの表に顔を出さない人々の総称であって、
その人たちの素敵な働きが無いと、舞台は成り立たない。
どれも同じくらいクリエイティブな活動だと感じられるから、
ここのところの、宣伝美術 とか、
とってもやりがいを感じているし、
舞台のイメージ創りの一端を担っているんだって事を大切にしていきたいなって思う。

次の観劇時には、よりいっそう、
パフォーマーと、
それを盛り上げる光・音・色、
そんなすべてをしっかり感じ取りたいなと思う。