読書
私が手にしている本は、
9刷 2009年6月27日だ。
一ヶ月でもう?!
ようやく読み終わったBOOK1の巻末を見てちょっとびっくり。
ってことで、
特に村上春樹氏のファンというわけでもないけれど、
ミーハー的に、話題の本を読んでます。
『1Q84』
村上春樹氏の本と言えば、
学生時代に読んだ『ノルウェイの森』
その当時、いわゆる‘不良風’のクラスメイトに借りて。
どういう展開でだったかは忘れちゃったし、
本のストーリーも正直なところあまり記憶にないんだけど、
本のカバーに丸く、煙草と思われる焦げ痕があった。
そんなことを妙に鮮明に思い出す。
今の私の読書の時間は、
専ら、通勤中の電車。なので、1日30分あるか無いか。
ハードカバーで、、これがまた結構なお荷物。
なんだけど、家で静かに読もうとすると、なんかストーリーが入ってこなくて、
赤裸々な描写も多かったりで、車中で読んでるのもどうかと思ったりもしなくもないけど、
電車の雑踏の中で読むと、
そのストーリーの根底に感じるザワザワした感じのリズムをつかめる感じがして。
内容に、感情がすんなり流れに乗っていけるというわけではないのだけど、
冷静にその話についていけるというか。
すんなりと読み終わってしまった。
でもそんな中、
登場人物の心理よりも、その裏?にある村上氏の思想に思いが巡ってしまう。
文壇に対するなにかしらの警鐘か?と思ったり、
現実と照らすとかなりシニカルな視点だなと思ったり。
いったいその正体はなんなのか、
BOOK2に続きます。
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ふと窓の外を見上げたら、
ちょうど雲の合間に月。
その周りの光がなんだか虹に感じられて。
ある意味、night rainbow ?
by artandact
| 2009-07-13 23:52
| 日常