人気ブログランキング | 話題のタグを見る

読書

読書_b0132755_23514065.jpg
発行が2009年5月30日で、
私が手にしている本は、
9刷 2009年6月27日だ。
一ヶ月でもう?!
ようやく読み終わったBOOK1の巻末を見てちょっとびっくり。

ってことで、
特に村上春樹氏のファンというわけでもないけれど、
ミーハー的に、話題の本を読んでます。
『1Q84』

村上春樹氏の本と言えば、
学生時代に読んだ『ノルウェイの森』
その当時、いわゆる‘不良風’のクラスメイトに借りて。
どういう展開でだったかは忘れちゃったし、
本のストーリーも正直なところあまり記憶にないんだけど、
本のカバーに丸く、煙草と思われる焦げ痕があった。
そんなことを妙に鮮明に思い出す。

今の私の読書の時間は、
専ら、通勤中の電車。なので、1日30分あるか無いか。
ハードカバーで、、これがまた結構なお荷物。
なんだけど、家で静かに読もうとすると、なんかストーリーが入ってこなくて、
赤裸々な描写も多かったりで、車中で読んでるのもどうかと思ったりもしなくもないけど、
電車の雑踏の中で読むと、
そのストーリーの根底に感じるザワザワした感じのリズムをつかめる感じがして。
内容に、感情がすんなり流れに乗っていけるというわけではないのだけど、
冷静にその話についていけるというか。
すんなりと読み終わってしまった。
でもそんな中、
登場人物の心理よりも、その裏?にある村上氏の思想に思いが巡ってしまう。
文壇に対するなにかしらの警鐘か?と思ったり、
現実と照らすとかなりシニカルな視点だなと思ったり。

いったいその正体はなんなのか、
BOOK2に続きます。

--
ふと窓の外を見上げたら、
ちょうど雲の合間に月。
その周りの光がなんだか虹に感じられて。
ある意味、night rainbow ?

by artandact | 2009-07-13 23:52 | 日常